アリ豆 展示作家インタビュー&展示アーカイブ

第10回 Artist 越智紫

越智紫個展【ENIGMA】2015-2/28~3/15

アリスと豆の木で開催された 越智紫個展【ENIGMA】を終えた後、アンケート形式でインタビューを行いました

生まれて育った場所が新宿区の歌舞伎町

Q.どんな子供だったか教えてください。

 

一人遊びが得意な地味ーな子でした。

生まれて育った場所が新宿区の歌舞伎町というところで、歓楽街という場所柄、表で遊ぶことができなかったし

生家の商売が水商売だったので、大人の世界にいつもいて、同年代の子供との交流があまりなかったんです。

だから、あまり遊び相手もいなくて、一人で遊んでいました。

暗いですね。すんません。(^_^;)

Q.好きな音楽はなんですか?


生家がJazz喫茶だったので、聞いて一番落ち着くのはJazzですね。

あとは、boogaloo(ブーガルー)やミレーヌ・ファルメールとか好きです。

Q.好きな作家を教えてください。


絵画は、ボッティチェッリ、ヒエロニムス・ボス、レメディオス・バロ、歌川国芳、坂東壮一、建石修司、藤野一友

写真は、森山大道、植田正治、藤原新也、ヤン・ソーディック、イリナ・イオネスコ

漫画は、手塚治虫、永井豪、美内すずえ、星野之宣、ロバート・クラム

小説は、中井英夫、山尾悠子、筒井康隆、小松左京、ジョイス・マンスール

越智紫さんのアトリエ展示スペースは会場でも大盛況。

Q.集めてるものはありますか。


最近は年取ったのせいか物欲が少なくなって収集癖は失せてきましたが、昔は絵札っぽいもの集めてました。

トランプやタロットカードなんかは、全部が違う絵札になっているもの。

それ以外でも絵合わせカードとか。

子供の頃、「家族合わせ」という絵合わせカルタでよく遊んでいたので、そのせいかもしれません。

子供の頃から情報の嵐でした。

Q.影響されたものはありますか


両親ですね。

父はアンティーク時計とオートマタのコレクターで、自分で修理していました。

無い部品は自分で作ってましたね。時計修理の目に付けるキズミ(拡大鏡)つけて作業している姿を見て育ちました。

母は裁縫以外は何でもできる人でした。絵も描くし、文章も作るし、手芸や花を生けるのもササッとやれる人でした。

好奇心が旺盛で新しいものが大好きで、自分が興味を持ったものは全部子供を巻き込んだので、子供の頃から情報の嵐でした。

毒も薬も与えられたって感じで、物作りの根っこの部分はこの二人の影響がすごく大きいです。

歌舞伎町の家のリビングの写真
歌舞伎町の家のリビングの写真

Q.使ってる道具を教えてください。


絵付けはアクリル絵の具とコピックですね。コピック無いと革人形作れません。コピック愛してます。w

立体などのベースを作るときは、粘土や石膏や金属、革、乾燥した海藻、種、模型用の砂とかです。

革人形のベースに使っているのはピッグスエードです。伸びも良いし扱いやすいです。

あ、あとマッキーとかも使います。

Q.アリ豆との出逢いを教えてください。


アリスと豆の木さんに最初に行ったのは、革職人のChelsea さんの個展の時です。

facebookでChelsea さんの作品を知って、どーしても見たくて行ったのが最初で、

そこでえいみさんと話をしていたら、企画展のお誘いを頂くことになって今日に至る…という感じです。


なのでご縁はChelsea さん。

でも、一番の出逢いはえいみさんです。えいみさん、ありがとうございます。

世界観をどこまでこだわれるか…ってことですね。

Q.作品でこだわってる事はありますか。


世界観をどこまでこだわれるか…ってことですね。

背景とか額とか必要なものは、できる限り全部自分で作りたいんです。


こういうことは当たり前のことなんだと思うんですが、

私の作品はだいたい物語がついているので、そういう細かいところを作り込めないとなんかぼやーんとなっちゃうんですね。

鋭く心に突き刺さるストーリーは、一度入り込んだら戻ってこれなくなる世界観。
鋭く心に突き刺さるストーリーは、一度入り込んだら戻ってこれなくなる世界観

Q.自分にとって大切なものはなんですか


夫の愛です。w


私は夫は最大のパトロンだと思っています。

というのも、私は作品制作に入ると、すごくストイックになって、無愛想になっちゃいます。

まぁ、平たく言えば、ものすごーくワガママになるわけです。(大人なのに)


ですが、夫はそこのところをすごく良く理解してくれていて、「あぁ、今、ゾーン(制作期間)に入ったな」と、

ものすごく生ぬるーーーく、文句も言わずに見守ってくれています。


これはとてもありがたいことだと思っています。

夫の愛があるから、仕事も制作も続けられているんです。

あ。惚気に聞こえる? おほほ。ごめんあそばせ。

目が見えるうちは作り続ける

Q.今後の野望や展望などがあれば教えてください。


野望とか展望ですか…


私、アリ豆では多分一番年取ってる枠の(半世紀生きちゃったし)おばあちゃんですから

野望なんて、げほごほげほげほ…(いきなり年寄りモード)



無いなぁ… (おい)



でも、展望は…

目が見えるうちは作り続ける… です。(老眼が…)



それに、まだまだヘナチョコですから。

精進していきたいと思います。

今度の活動からも目が離せない越智紫ワールド!
今度の活動からも目が離せない越智紫ワールド!







越智紫さん、ありがとうございました。

 


 




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越智紫個展【ENIGMA】展示風景

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